合格者の声

第3回「金沢検定」を合格した方々の声を紹介します。
2007/12/21付 北國新聞より
※文中の肩書きや学校名、学年は当時のものです。

上級合格者 「まいどさん」、桜井保明さん 古地図を手に裏道歩き

金沢検定、上級合格者、「まいどさん」、桜井保明さん
 “本業”の観光ガイドよりも、最近公民館で盛んなふるさと学習講座の講師の仕事が勉強になるという桜井保明さん。「観光客相手だと概略的な話になるけど、地元の人はより詳しい話を聞きたがる」と日ごろから勉強は欠かさない。行く先々では必ずパンフレット類を持ち帰り、自宅には各種文献のコピーを集めたファイルをテーマ別に何冊もそろえている。
 「歩くたびに発見がある」と、県ウオーキング協会の歴史探訪にも毎回参加する。古地図を見るのも好きで、北國新聞の販売店などで復刻版の地図を手に入れては、思い出話を織り交ぜて町を案内する。「金沢は歩いて回る町。大通りから外れた裏路地に、たくさんの歴史がある」。愛する町をくまなく歩くことが、幅広い知識を着実に身に付けるこつと自負する。


中級合格者 金沢地検検事正、水落徹男さん 「第二のふるさと」と愛着

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 中級に合格した金沢地検の水落徹男検事正は「難しかった。九分九厘落ちると思っていたので、ことさらうれしい」と笑顔を見せた。
 昨年八月に着任した。和歌山生まれで金大出身の水落検事正は金沢を「第二のふるさと」と慕う。「愛着のあるこの町を果たしてどれだけ知っているのだろうか」と考えたのが受験のきっかけ。日ごろから地域の実情を把握する必要性も感じており、赴任後すぐに受験した初級に合格し、今年は中級に挑戦した。
 「好奇心を持って毎日、北國新聞を読み、観光地などに足を運ぶ。知らず知らずのうちに知識が付いた」と合格の秘けつを語る。「知れば知るほど金沢が好きになる」という水落検事正。堂々と「第二のふるさと」を語れるよう、上級合格を目指したいと意気込んでいる。


初級最年少合格 金沢市三和小6年、北村隆光君 歴史好き、夢は金沢博士

金沢検定、初級最年少合格、金沢市三和小6年、北村隆光君
 初級に最年少合格した三和小六年の北村隆光君(金沢市上荒屋二丁目)は、低学年のころから甲冑(かっちゅう)など武具に興味を持ち、特注のマイ兜(かぶと)が宝物という歴史好き。ジュニアかなざわ検定で、昨年は九十点、今年は九十二点と好成績を収め、今回初めて金沢検定に挑んだ。
 「金沢が大好き」と語る北村君は、休日には一人でバスに乗って金沢城や東山周辺を訪ね歩く。北國新聞を毎日欠かさず読み、地元に関する記事は熱心に目を通すとあって、試験前も特別な勉強はしなかったという。
 「家族で出掛けると、歴史や由来について教えられることばかり」。父の繁行さん(42)と母の由貴恵さん(42)も舌を巻く。来年は中級に挑戦し「最後は『鯰兜(なまずかぶと)』がデザインされた上級バッジを手に入れたい」と金沢博士を目指す。


金大附中の2人も笑顔

 金沢検定を活用したふるさと学習に取り組んだ金大附属中三年生百六十人のうち四十二人が力試しで初級に挑戦し、石田苑子さん、杖村智子さんの二人が見事合格した。
 生徒は金沢城公園や兼六園での実地学習、予想問題の作成などに取り組んできた。統一テストから一週間足らずの検定で、受験シーズンを控えた三年生には厳しい時期ともなった。
 二人は「学習の過程でふるさとの歴史や文学に興味が深まった。合格は共に学んできたクラスメートのおかげでもあり、みんなで喜びを分かち合えて、うれしい」と声をそろえた。



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